ラミネートベニアによる前歯の審美治療症例
ラミネートベニアで前歯の見た目を改善した症例
こちらの患者さんは、上顎前歯の隙間をきれいにしたいとのことで来院されました。
主訴である左右の前歯です。歯のサイズが小さく、両端にすき間ができています。どちらの歯も一切虫歯がなく健康であること、また治療後もずっときれいな状態で変色しない素材を患者さんがご希望されたため、相談の結果、それらの条件を満たすラミネートべニアで治療する計画を立てました。
前歯の形態を整えます
ラミネートべニアはクリスピン先生の施術法に従って行いました。歯を削る量も0.2~0.3㎜程度を基本とし、できる限り歯の表層のエナメル質を残すとともに極力削らないよう最大限の配慮をしました。
左側も右と同様に必要最小限の切削に抑えてあります。
右側の歯を咬む面から見たところです。削った境界ラインが全周にわたって滑らかであることを確認できました。
左側の歯を咬む面から見たところです。右側と同様に削った境界ラインが全周にわたって滑らかであることを確認できました。
この患者さんはヘビースモーカーなのでいつも歯肉に炎症があるのが難点でしたが、施術までにできるだけ炎症を取っておきました。
ラミネートベニアの製作
色見本を用いて、患者さんと相談しながら歯の色を決定し、写真を撮りました。
この写真は歯科技工士さんに送付し、ラミネートベニアを製作の際、できるだけ色を合わせてもらうために活用します。
ラミネートべニアができあがりました。適切な厚みであり、滑らかな仕上がりです。
【POINT】
反対側の歯も同様に滑らかに仕上げています。
ラミネートベニアを装着・治療完了
ラミネートべニアを装着後、最終的な調整をして治療完了です。周囲と調和しており、色、形ともに自然な仕上がりとなりました。
年齢/性別 | 20代男性 |
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治療期間 | 1ヵ月 |
治療回数 | 2回 |
治療費 | ラミネートべニア 150,000円(税込165,000円)×2本 |
リスクなど | ・ラミネートべニアが欠けたり割れたりする可能性がある。 |