小児歯科・小児矯正
このページの目次
- 1 お子さんの将来を考えた小児歯科・小児矯正をご提案しています
- 2 歯医者さんを好きになってもらえるように
- 3 虫歯予防のための3つの対策
- 4 口腔内の状態に応じた矯正治療をご提案致します
- 5 こまい歯科が実施した小児歯科・小児矯正の症例
- 5.1 当院が実施した小児矯正治療例:7歳男子(反対咬合・受け口)
- 5.2 ①初診時
- 5.3 ②下顎を誘導
- 5.4 ③矯正治療以外で改善にトライ
- 5.5 ④矯正治療の開始
- 5.6 ⑤矯正治療開始から1ヶ月後
- 5.7 ⑥矯正治療開始から4ヶ月後
- 5.8 ⑦矯正治療終了から1年後
- 5.9 ⑧矯正治療終了から3年後
- 5.10 ⑨矯正治療終了から6年後
- 5.11 お子さんに多い症状「舌小帯短縮症」の治療例をご紹介
- 5.12 初診時の口腔内
- 5.13 初診時:舌の可動域をチェック
- 5.14 手術直後の口腔内
- 5.15 手術直後:舌の可動域をチェック
- 5.16 手術の1週間後
- 5.17 抜歯後に舌の可動域を確認
- 5.18 症例の担当者のご紹介
- 5.19 院長 小泉 竜士
- 6 世田谷区千歳烏山にて小児歯科・小児矯正をご希望の方へ
お子さんの将来を考えた小児歯科・小児矯正をご提案しています
こまい歯科では、お子さんの将来をしっかり考慮した予防処置、虫歯治療をはじめ、小児矯正まで幅広い治療を受診可能です。お子さんが歯医者さんを苦手にならないよう、治療時に伴う痛みの軽減や精神的な負担の緩和を心がけ、末永いお付き合いができるよう、お子さんと信頼を築きながら診療を行っております。
歯医者さんを好きになってもらえるように
コミュニケーションを大切にします
初めて当院にご来院のお子さんにはすぐに治療を始めずに、診療台に座ってもらったり、歯の模型を触ってもらったりなど、環境に慣れてもらうための取り組みを行っています。
さらに、しっかりコミュニケーションを取り、歯科医師との心の距離を近づけ、リラックスした状態で治療に移行して行きます。
痛みに配慮した治療
歯科治療に伴う痛みによって歯医者さんを嫌いになったりすることのないよう、当院では出来るだけ痛みや恐怖などの心身的負担に配慮した治療を心がけております。
強い痛みを伴う可能性がある場合には、事前に麻酔注射を行い、痛みの緩和を行います。麻酔注射の際にも、痛みを和らげるための工夫をしておりますのでご安心下さい。
親子診療で不安を軽減
お子さんが治療を受ける時に親御さんにも治療室に同席していただける親子診療を実施しております。近くに居てあげることで、不安や恐怖が緩和され、落ち着いて治療を受けることができます。
親御さんもお子さんのお口の状態を把握する事により、ご自宅での効果的な予防を実践していただけます。
虫歯予防のための3つの対策
TBI(歯磨き指導)
未成熟なお子さんの歯は、虫歯になりやすいため、日々のケアがとても重要になります。お子さんのお口に適した歯ブラシ選びのポイントをはじめ、一人ひとりの歯並びなども考慮した正しい歯磨き方法の指導、親御さんの仕上げ磨きのアドバイスなどを行っています。
フッ素塗布による歯質の強化
お子さんの虫歯予防のために、フッ素塗布を実施しております。フッ素を塗布することにより、歯質の強化、虫歯菌の活動抑制、再石灰化による歯の修復を促進します。現在では、歯磨きなどにも配合されていますが、歯科医院で行うフッ素は濃度が高く、より効果的ですのでおすすめです。
シーラント充填でケアの簡略化
生えたばかりの永久歯や乳歯の奥歯などは、歯の溝に汚れが溜まりやすく、虫歯になりやすい傾向があります。シーラントは、歯の小さな溝をフッ素配合のプラスチックで埋めることによって、適切なケアが簡単に行えるようになり、効率的な虫歯予防が可能となります。
口腔内の状態に応じた矯正治療をご提案致します
歯並びの乱れは、土台となる顎骨のサイズと歯のサイズが合っていないことが原因で生じます。そのため、当院の小児矯正治療では、始める時期や口腔内の状態によって「床矯正(顎骨を広げる方法)」と一般的な「ワイヤー(歯並びを整える方法)」を使用した矯正治療を行っています。乳歯が生え変わる時期にはお子さんの成長を利用しながら、床矯正で顎骨を広げ、永久歯の生えてくるスペースを確保します。その後、ワイヤー矯正で適切な位置へと歯を移動させ、全体の歯列を整えて行きます。特徴の違う2つの装置を使いわける事で、負担やリスクなどを抑えたスムーズな歯列矯正が可能となります。
床矯正装置
乳歯が生え変わる頃に始める床矯正は、成長を利用して顎骨を少しずつ広げ、永久歯が綺麗に生えてくるようにスペースを確保する矯正法です。土台となる顎を広げることにより、その後歯の移動が必要な場合にも、スムーズな矯正が可能となります。
ワイヤー矯正装置
歯の表面にブラケットとワイヤーを取り付けて、適切な位置へ歯を移動し、咬み合わせ、歯並びを整えます。歯列や顎骨の大きさにもよりますが、1~2年程で理想の歯列へと改善が可能です。
小児矯正治療を受ける際の注意点について
- 床矯正などの取り外しが出来る装置を使用する際には、装着時間をしっかり守りましょう。装着時間が短いと、充分な効果を得れないため、治療期間が延長する場合がございます。
- ワイヤー矯正装置使用中は、装置の隙間などに汚れが溜まりやすくなります。そのため、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。親御さんの仕上げ磨きや定期的な歯のクリーニングで予防に努めましょう。
- 歯の移動に伴う痛み・装置による異物感を感じます。
こまい歯科が実施した小児歯科・小児矯正の症例
こちらでは、こまい歯科で実施した小児歯科・小児矯正の治療症例をご紹介します。
当院が実施した小児矯正治療例:7歳男子(反対咬合・受け口)
②下顎を誘導
下顎を誘導すると上下の前歯どうしで接触するのことが分かりました。これは「歯性反対咬合」ならではの特徴です。
※顎骨が原因でなる「骨格性反対咬合」と歯の位置などが原因でなる「歯性反対咬合」があります。
③矯正治療以外で改善にトライ
ご相談の結果、最初はアイスクリームの棒や割り箸で歯を裏側から押していただきました。しかし、うまくいきませんでした。
そこで上の前歯にレジン(歯科用の樹脂)をくっつけて、噛む力を利用して歯の移動を期待しました。
⑤矯正治療開始から1ヶ月後
上と下の装置にご自分で矯正用ゴムを毎日つけていただきます。これにより下の歯が内側に、上の歯が外側に移動しやすくなります。
同時に顎をほんのわずかに回転させます。このメカニズムで反対咬合を治していきます。
年齢/性別 | 7歳/男子 |
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治療期間 | 1年1ヶ月(ブラケット矯正は4か月) |
治療回数 | 24回 |
治療費 | 部分矯正 300,000円(税込330,000円) |
リスクなど | ・歯磨きが足りないと虫歯や歯肉炎になりやすい。 ・歯が動かない場合がごく稀にある。 ・反対咬合なので再発するリスクは20歳過ぎくらいまである。 |
お子さんに多い症状「舌小帯短縮症」の治療例をご紹介
こまい歯科では舌小帯短縮症などの治療も実施しております。舌小帯短縮症とは、舌小帯(舌の裏にあるヒダ)が短いなどの先天性の異常により、舌の動きが制限される症状で子どもに多い症状です。
こちらの患者さんは大人になられてから治療を行いましたが、舌小帯短縮症によって滑舌が悪くなったり、症例によっては歯並びに悪影響を及ぼす場合もございますので、できるだけ早い段階での治療をおすすめ致します。
初診時の口腔内
小さい頃から滑舌が悪く、舌小帯短縮症を指摘されていた患者さんが治療のため来院されました。確かに舌小帯が短く、舌の動きが制限されていました。
初診時:舌の可動域をチェック
手術直後の口腔内
舌小帯を切る手術を実施。こちらは手術直後の口腔内です。治療前とは舌の形が変わりました。
手術直後:舌の可動域をチェック
年齢/性別 | 30代女性 |
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治療期間 | 2週間 |
治療回数 | 2回 |
治療費 | 保険診療範囲内:2,000円程度 |
リスクなど | ・舌小帯の線維の走行、舌の機能状態によって期待ほどの効果が出ない可能性がある ・状態によっては当院で施術できない可能性がある。(その場合は大学病院など専門病院をご紹介します)。 |
症例の担当者のご紹介
世田谷区千歳烏山にて小児歯科・小児矯正をご希望の方へ
世田谷区千歳烏山周辺で、成長段階のお子さんの虫歯治療や歯並びの改善をご希望の方はぜひ、こまい歯科へご相談下さい。当院の小児歯科では、将来を見据えた予防や治療を心がけ、お子さんが歯医者さんを嫌いにならないよう、精神的部分への配慮も徹底しております。歯医者さんが苦手なお子さんやお子さんの歯並びが気になるという方がいらっしゃいましたら、一度当院までご来院下さい。