矯正治療症例 20代男性(叢生・凸凹の歯並び/正中のズレ)|世田谷区千歳烏山でおすすめの歯医者|こまい歯科

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矯正治療症例 20代男性(叢生・凸凹の歯並び/正中のズレ)

矯正治療で叢生(凸凹の歯並び)と正中のズレを改善した症例

▼矯正治療で叢生(凸凹の歯並び)と正中のズレを改善した症例をご紹介いたします。

初診時の口腔内

初診時の口腔内歯並びがでこぼこなので治したい、ということで当院を受診された20代男性の患者さんです。

右上前歯が下の前歯よりも内側に入り込んでいます。また、下の前歯もでこぼこが目立ちます。また、上下の真ん中の線(正中)が上だけ右側にずれてしまっていました。

右側の歯並び

初診時の口腔内

右側から見た所です。右上前歯が内側に入っている影響からか、上の犬歯が下の犬歯に対してやや前の方に出てしまっています。また、右側上顎の奥歯が下顎の奥歯とほとんど垂直に並んでしまっています。本来は上顎の歯が下顎に比べて外側に位置していたほうが、歯にとっては負担が少なくなります。

左側の歯並び

初診時の口腔内

左側から見た所です。一見すると比較的歯の位置関係は良さそうに見えなくもないですが、下顎の歯が上顎の歯に対して、全体的に少し前に出ていることが分かりました。

矯正治療の開始

診断の結果、歯を抜かずにマルチブラケットと呼ばれる矯正装置で治療することとなりました。

矯正装置の装着

矯正装置の装着

まずは上顎の歯だけに装置をつけます。右上の前歯のかみ合わせが反対になっているため、最初にこれを正常に戻さなければなりません。ただ、この歯があまりに内側に隠れていたため、そこだけ矯正装置をつけることができませんでした。そこで歯と歯の間を押し広げるバネ状のコイルを入れ、歯に装置がつけられる時を待つことにしました。

矯正治療開始から2ヵ月後

矯正治療開始から2ヵ月後

矯正治療開始から2ヵ月後。内側に隠れていた右上前歯が見えてきてようやく装置をつけることができました。ここから歯の移動が加速していきます。

矯正治療開始5ヵ月後

矯正治療開始5ヵ月後

最初の目標である右上前歯の前後的な位置関係が改善しました。下の前歯をジャンプして外側に出てきたのです。このタイミングをもって、下顎の歯にも矯正装置をつけていきます。
※もし、これよりも先に下顎の歯に矯正装置をつけてしまうと、ジャンプするまでの時間がより長くかかってしまい、結果として矯正治療期間も長引いてしまうため注意が必要なのです。

矯正治療開始1年後

矯正治療開始1年後

歯のでこぼこはかなり解消しました。ここからはかみ合わせを整えていきます。

矯正治療開始1年8ヵ月後

矯正治療開始1年8ヵ月後

でこぼこは無くなり、上下の正中も合わせることができました。歯並び・かみ合わせが改善されたため、矯正装置を外しました。

歯の保定/定期観察

歯の保定/定期観察矯正装置が外れた後は、必ずリテーナーを使用していただきます。製作は矯正専門歯科技工会社ASOインターナショナルに依頼しました。

リテーナーを使用しないと歯が後戻りしてしまうので、あとは定期観察をしながらチェックしていきます。

年齢/性別 20代男性
治療期間 1年8ヵ月
治療回数 30回
治療費 943,800円(税込)
リスクなど ・治療後の歯並びはある程度は予測がつきますが、完全に当てることは不可能です。
・矯正治療後の歯並びの見え方は一律ではありません。これは、元々の歯の状態、歯並び、骨格など、人それぞれで状態が違うためです。つまり、顔がひとそれぞれ違うように、歯並びも個性を反映したものになります。
・必ずしもご希望の歯並びになるとは限らないため、担当医とよく相談し、イメージをすり合わせておくことも大切です。
・歯の移動に伴って一時的な痛みが出る場合があります。
・歯がもともと骨に癒着していて動かない場合がまれにあります。
・虫歯・歯周病の発生や歯根吸収のリスクがあります。
・甘いものを食べたり飲んだりする習慣がある場合や、もともと歯ブラシ・デンタルフロスのやり方が良くない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
・治療後に歯肉が下がる場合があります。
・治療後はリテーナーを使用しないと歯の後戻りの可能性が高いです。

症例の担当者のご紹介

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