虫歯治療後にセラミックインレーで修復した症例
虫歯部分をセラミックインレーで修復した症例
▼定期検診にて進行した虫歯を発見、治療を行った患者さんです。
定期検診のためご来院
当該歯は、2年半前から虫歯の疑いがあった歯で経過観察中でした。

今回の検診にて、いよいよ治療が必要な状態まで虫歯が進行している疑いが強くなったため、患者さんに同意をいただき、治療をすることになりました。

手前の歯との隙間から虫歯が進行しています。できるだけ健康な歯を削らないよう、丁寧に治療を進めていきます。
虫歯治療の実施

古い詰め物を除去していったところ、虫歯が見えてきました。色が緑がかって見えるのは、天然の歯と白い詰め物の境を分かりやすくするフィルターを通しているためです。

虫歯感染歯質のみに着色するう蝕検知液を塗布し、虫歯に侵された部分を確認します。

う蝕検知液を流します。水で流しても青く染まっている部分は感染している部分なので、取り残さないよう削ります。

深い虫歯は神経に近く、削りすぎると神経を取らなければならなくなります。スプーンエキスカベーターを用いて、最小限の切削で、丁寧に虫歯部分を除去します。

虫歯部分をきれいに除去しました。セメントで埋めて、経過を見ます。
セラミックインレーの型取り・製作

セラミックインレーを製作するため、形態を整え、歯型を採取します。

採取した歯型を基に、セラミックインレーを製作しました。
治療完了

製作したセラミックインレーを装着し、最終的な咬み合わせを調整して治療完了です。
年齢/性別 |
30代女性 |
治療期間 |
1ヵ月 |
治療回数 |
3回 |
治療費 |
セラミックインレーノーマルクラス 59,400円(税込) |
リスクなど |
・セラミックの詰め物は、強い力や衝撃で割れる可能性があります。 ・治療後に数日~数週間、歯がしみる症状が出る場合があります。 |
症例の担当者のご紹介
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