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歯科医師Dentistから口腔科医Stomatologistへ

こまい歯科院長の小泉です。
私は今年で歯科医師14年目となります。
10年単位で考えろ、と人生論で言われているものもあります。
私の場合は、第1サイクルの卒後10年目までは歯科治療技術の研鑽に全力を注いできました。
今は第2サイクルにいます。世間的にはもう中年・・・、いやいや、中堅となりました。
私がまだ大学生だったころ、母校の北海道大学では「口腔内科学」という授業が新設されました。歯科は基本的に外科ですが、内科的疾患もあります。歯科医師ですから診断はできませんが、異変が察知できれば、内科、外科、眼科、脳神経外科などなど、適切な診療科にかかるようアドバイスできれば、と思っています。

「そんなの当たり前じゃないか」という方もいるでしょうけれど、実際にはそう簡単ではありません。確かに大学の歯学部でも、医学部の内科、外科、整形外科、眼科、皮膚科、精神科などの授業もありました。建前上、歯科医師は全身に関する基礎知識は有していることになっているのです。もちろん国家試験にもそういう知識を問われるので知っておかなければいけません。しかし実際には、大学を卒業するとそういうことを学ぶ機会は、自ら求めないとゼロです。しかも医学情報は日進月歩ですから、かなり大変です。知識は、「知っているだけ」と「使える」レベルの間には大きなギャップがありますね。
私は本業の歯科医療だけでも習得するまでにはかなりの時間と忍耐が求められましたし、最初の10年はそれだけで精一杯でした。

今は逆に余裕ができたことによって、一般医学の情報も習得するよう努力しております。
最近痛感するのは、やはり歯と全身はつながっている、ということです。

歯がボロボロなのを診たとき、単に歯磨きができていない、と断じても意味がないと思っています。背景に何が潜んでいるか?を患者さんと一緒に考えるようにしています。
論文や教科書などを見ると、きれいに歯が治療された臨床例がたくさん掲載されています。しかし、歯だけ治っても意味があるのか?と思ってしまいます。

※細かいことを言えば、全員にこれはしていません。なぜなら、「痛いところだけ治ればそれでいいんだ」という方も当然いらっしゃるからです。考え方は人それぞれなので、決して押し付けにならないようにだけ気をつけています。

「歯」、「口腔」、「顎」を通じて、病歴などの全身状態、ならびに生活背景、環境、その人の考え方、食生活なども総合して、一人の「人」を診られる歯科医師Dentist=口腔科医Stomatologistでありたいと思っております。

本年もよろしくお願いいたします。

こまい歯科 小泉

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